コエンザイムQ10の豆知識

コエンザイムQ10と老化の関係

平均寿命が男女共に80歳を越える今、誰もがいつまでも元気で若々しくありたいと願うのは自然なことでしょう。その願いを叶えてくれると期待されているのが“コエンザイムQ10”です。

コエンザイムQ10は老化を防ぎ、病気の予防や体を元気にしてくれる優れた効果があるとミドルエイジ、シニア世代を中心に高く評価されています。

この記事では、コエンザイムQ10が持つ老化防止(アンチエイジング)への効果を詳しく解説します。

人はなぜ老いるのか?老化を加速させる原因

人は誰でも歳を重ねる毎に体力が衰え、肌つやが悪くなり、病気にもかかりやすくなりますね。でも年齢よりも若く見える人もいれば、老けて見える人もいます。

老化を引き起こす原因は、遺伝子の影響、ホルモン分泌、免疫機能の低下などが考えられますが活性酸素による影響も大きな要因です。

活性酸素は酸素や栄養がエネルギーに変える時に生じる物質で、本来は体内に進入してきたウイルスや細菌などを排除する働きをしています。

しかし、活性酸素が増えすぎると細胞を傷つけたり、老化を促進させたり、糖尿病やがんなどの病気を引き起こしたりする原因にもなります。

つまり、体内で発生する活性酸素が老化を加速させる一因であり、活性酸素を必要以上に増やさないことが老化を防ぐ一つの手だてとなるのです。

活性酸素が増える要因

活性酸素は細胞でエネルギーを作る時に生じるだけでなく、さまざまな要因によって増加することが分かっています。

例えば、紫外線、排気ガスやPM2.5など大気汚染物質、過度な飲酒、喫煙、食品添加物、残留農薬、電磁波、ストレス、激しい運動などはどれも活性酸素を増やす要因です。

確かにCoQ10を摂ることで体内の活性酸素を減らすことはできるのですが、そもそも活性酸素が生じるこうした要因を一つでも減らすことも大切です。

若々しさをサポートするコエンザイムQ10の力とは?

人間の細胞はおよそ60兆個もあり、ほぼ全ての細胞にCoQ10が存在します。CoQ10は細胞内のミトコンドリアがエネルギーを作る時に必要となる物質で、生命活動に必要なエネルギーの大部分はCoQ10の働きによって生み出されるといっても言い過ぎではありません。

CoQ10は食べ物などから摂るだけでなく、体内でも合成され作られるのですが、20代をピークに加齢とともに減少し40代を過ぎる頃から急激に減少します。

CoQ10が減少すると細胞でエネルギーを作り出すクエン酸回路という機能が衰え、活動に必要なエネルギーが十分に作られなくなります。そのため、疲れやすい、だるい、体が重い、寝ても疲れがとれない……などの慢性的な疲労感や倦怠感を感じるようになるのです。

いつも元気がなく疲れている人は決して若々しくは見えないでしょう。体の活力や元気の低下も老化の要因となるのです。

サプリメントなどを利用し、体に不足したCoQ10を補うことで細胞がエネルギーを生み出す力が回復します。気力に満ち活動的でエネルギッシュな状態を維持することができるのです。20代の頃のような若々しさに近づけるといっても大げさではないかもしれません。

アンチエイジングのためにはCoQ10をどれくらい摂れば良いのか?

アンチエイジングを目的とする場合、CoQ10を1日にどれくらい摂ればいいのかという疑問も沸いてくるでしょう。

CoQ10の摂取上限は医薬品では1日30mgと定められているのですが、サプリメントや健康食品の摂取上限は設定されていません。CoQ10は安全性が高い上、どれくらいの量を摂取すると健康被害が起こるのかというデータが不足していることなどが理由です。

しかし、厚労省では食品の位置付けであっても医薬品と同じ1日30mgを摂取上限とすることを推奨しています。そのため、基本的には1日30mgを上限として利用するのが妥当といえるでしょう。ただし60mgや300mgが上限という専門家もおり、見解が分かれているところです。

またCoQ10は食べ物にも含まれていますが、仮に1日の摂取上限を30mgとして食べ物からを摂ろうとするとイワシなら6~10匹、牛肉では約1kg、ブロッコリーでは3.5kgも食べなくてはなりません。

もちろんこれほどの量の食材を1日に食べることはできませんが、アンチエイジングの効果を期待するのであれば、毎日手軽に補えるサプリメントなどを利用したほうが便利で確実な方法といえます。

またCoQ10は脂溶性(油に溶けやすい性質)のため、食前に摂るよりも食後に摂ったほうが、食事に含まれる油分と混ざるため吸収が良くなります。

今ではCoQ10はドラッグストアなどでさまざまなメーカーから多くの種類が発売されています。水に溶けやすく加工したものや体内で働きやすくしたものなども市販されています。いろいろと比較しながら自分に合った商品を選ぶことも大切で、効き目の実感にもつながるでしょう。

ページのトップへ戻る