免疫抑制細胞とは

「免疫抑制細胞」とは、もともと健康な人の身体にも存在する機能です。自分の身体を免疫が過剰に攻撃しないよう抑制する仕組みで、健康に生活しているぶんには仲良く共存することができ、全く問題はありません。

しかしながら、健康な人がガンに罹患したときは全く別問題となります。免疫抑制細胞はガンそのものにではなく、ガンを抑制しようとして活性化する免疫細胞の方を妨害するので、ガンの進行を促進してしまうのです。

免疫抑制細胞は一度免疫細胞を敵とみなしたら異常なスピードで増殖し攻撃を開始するので、活性化されいつでも戦える状態となった免疫細胞も、その役割を果たせないまま無力化されてしまいます。

免疫抑制細胞に対抗するためには、ただガンを取り除くだけでは効果がありません。免疫細胞そのものをしっかりと強化しつつ、免疫抑制細胞の機能については弱まる、もしくは機能が現れないようにしなければ、ガンを治療することはできないのです。

その方法の一つとして、ガン患者さんの身体の中にある免疫抑制細胞を減らせばガンを効率的に治療できるのではないか?ということで現在も研究が続いているのですが、もっとも効果的といわれているものにきのこ類の摂取があります。

以前からTV番組やニュースなどでも「きのこがガンに効くのではないか」と報道されてきましたが、これはきのこの持つ多糖類が免疫抑制細胞を減少させる力を持っているからなのだそうで、動物による実験でも実際に免疫抑制細胞が減少し、ガンに効果的ということが分かっています。

免疫抑制細胞はもちろん目に見えるものではありませんから、普段から食生活をバランスよく、かつ無理なダイエットや偏った食事にならないように注意をする必要があります。人間の健康や寿命は食べ物によって左右されるといっても過言ではありません。普段からしっかりと免疫力をつけて健康な身体を維持し、ガンを発病することのないように気を付けていきたいものです。