ガン細胞を抑える

私たちが普段の生活の中で気を付けなければならないことは数多くありますが、一度罹患したらなかなか完治に至らない「ガン」については特に注意したいものです。

私たちの身体には病原菌と戦う免疫力が備わっていますが、免疫力が強すぎても「自己免疫疾患」という病気になってしまいます。自己免疫疾患を予防するためのものとして、「免疫抑制細胞」が常にはたらいて免疫力の増加を防いでいるのですが、ガンになると逆に免疫抑制細胞が増加するので、免疫そのものがガンに対して機能できなくなってしまいます。

ガン患者の体内には免疫抑制細胞が通常よりも多く存在しているといわれていますから、再発や転移も十分に考えられます。ガンを防ぐためには、免疫抑制細胞を減らすことが大切です。

ガンに良いとされる食べ物については、代表的なものとしてキノコ類があります。なかでもシイタケは特に免疫抑制細胞に効果的で、菌糸体の成分が抑制細胞の数を減らす作用があるため積極的に摂取したいところです。ガンを予防することはもちろん、免疫抑制細胞の増加というリスクを減らしていくうえでも日常的にシイタケを食べる、もしくは粉末やシイタケ茶などを摂る方法もあります。

また、ガンに効く食べ物としては白血球の数が増大するバナナ、活性酸素を抑えるブロッコリー、がん細胞のDNAをバラバラにして殺すカテキンが多く含まれる緑茶など身近な食材にも優秀なものが数多く揃っています。薬などを飲まなくても、日常的にこれらの食品を口にすることで健康は維持できます。

大切なことは、食べ物や生活習慣に偏りがないこと、ストレスを溜めすぎない(溜めこんでも定期的に発散するようにする)など、日常生活のなかで身体に悪いことは極力行わない工夫が大切です。喫煙習慣などもガン抑制のためには改めた方が良いでしょう。すでにガンを患っている方については、信頼できる医師と十分話し合いのうえで投薬治療などと並行しつつ、食生活にも気を遣っていくと良いと思います。